夫は離婚で負けて勝つ
離婚といえば 妻から夫に突きつける ことが大半だと世間では思われがちですし、
離婚の指南書籍などでは妻に対して一方的な暴力や浮気する夫、飲酒・ギャンブル・借金をおこなう夫が登場という乱暴な “昭和の親父スタイル” のパターンの実例がいまだに多いですね。
しかし昨今は夫から妻に離婚を切り出すケースが増えています。
結婚件数約60万組に対し、離婚件数は約20万組。
これだけの夫婦が離婚しています。
離婚裁判は可能な限り回避されたほうが良いと思います。
離婚裁判までをすることで「意地」 「プライド」だと言われる方が結構おられます。
離婚裁判は刑事裁判や民事裁判のように“完全勝訴”という勝ち負けがはっきりしたものはありません。
離婚協議・調停・審判・裁判までの離婚フルコース経験者の私からみたら結局はそれなりの “痛み分け” “引き分け” になるだけです。
離婚するなら“協議離婚”だと思います。
離婚したい男性がまず認識しておくべきなのは、基本的に離婚は男性にとって金銭的には持ち出しになり不利だということです。
夫は妻に何らかの形で金銭を払う事例がほとんどです。
というのも離婚時の財産分与は、主婦の家事労働の寄与分(貢献度)や内助の功が認められて以降、夫婦で等分するのが原則です。
しかも、妻側に不貞などの離婚の原因があるようなケースであっても、財産は50:50に等分することがほとんどです。
しかも同じく子供が15歳未満の場合はほとんど親権は母親になります。
思春期までの子供の成長にはには母性が必要だという考えに基づいています。
15歳から20歳においても、子供本人の希望で母親になることが大半です。
妻の不貞も慰謝料という損害賠償で金銭解決したらそれはもう終わりで、離婚原因と財産分与や養育費や親権の決定とはリンクをしないからです。
慰謝料は長期間など内容が悪質でなければ支払い義務者の収入が多い少ないに関わらず50万円~150万円程度です。
そして客観的な不貞の証拠 (ラブホテルなどに出入りする写真や動画など他) がなければ裁判所は慰謝料の支払いを判決で必ずしも命じてくれません。
離婚には4つのやり方があります。( ③ 審判離婚は争点が親権などを残すのみの場合などに裁判所が審判を出します。めったにおこなわれません。私たち夫婦は子の親権は私という審判離婚を命じられましたが妻側が異議申立てをしてきました)
① 夫婦間の話し合いだけで済ませる協議離婚
② 家庭裁判所に離婚調停を申立て調停委員に間して話し合う調停離婚
③ 調停が成立する見込みが低いときに家裁が審判を下す審判離婚
④ 裁判所での調停が不成立になったのち裁判所で争う裁判離婚
私は離婚協議のあと家庭裁判所での離婚調停も審判も裁判も経験しました私の考えは協議離婚が最善の手段であり、裁判所に持ち込むのは絶対に得策ではありません。
弁護士が 『勝てます! 』 と言っても、それはあくまで法律上の勝ちにすぎません。
離婚できることだけを『勝ち』と言っているだけで相手に1円も払わなくてもいいということではありません。
判決も法律や判例に基づいた裁判官の価値観による結論です。
法律で決着がついたとしても、夫婦の感情面での決着はないがしろにされて、双方に恨みや憎しみ、復讐心が強く残るだけです。
弁護士に離婚を依頼をしましたら「通知書」なる書面で相手方にこちらの条件で離婚をするよう通告する場合が多々あります。
無視したり反論したり答えを渋ると 「ならば当職も止むを得ず法的措置を取らざるを得ませんので悪しからずご了解ください!」 と調停申立をしてきます。
いきなりケンカを売られ、話し合いにならず、同じく法律事務所に駆け込んで結局は非難しあう離婚調停になるケースが大半です。
私の場合もどうしていいのかわからずに弁護士に依頼してしまい同じくこのケースでした。
結局、時間とお金を消費しただけで、裁判所の判断である審判を、相手が調停を打ったのに審判の内容で負けたからといって、相手が異議申し立てで審判を拒否してきて、調停では何も決まりませんでした。
私は前職の損害保険会社において長年、全国各地を転勤して自動車保険や企業保険分野での賠責事故の示談交渉をおこなって参りましたが、ヤ〇ザなどの普通の話の通じない方との交渉も数多く経験してきました。会社として裁判所に持ち込むこともできましたが、相手の話をじっくり聞きこんで、しっかりとルールを諭し、示談をまとめることが仕事でした。解決のための最後の鍵は相手方にも伝わる “人間力” でした。会社を盾にして脅しても真の解決にはつながらない事を学びました。
あなたも相手方もどちらもがメリットがないと話し合いは決着することはできません。
一方的に自分側にメリットだけを追求しても合意はできません。
調停で双方が弁護士を立てて非難の応酬が続き、合意に達せず不調に終わり、長期間の別居の末に離婚裁判になり痛み分けの判決や和解になります。
調停は話し合いですので相手方が「嫌だ」と拒否しましたら、代理人(弁護士)がいようといまいと打ち切りになってしまいます。
裁判では養育費や慰謝料や養育費は面会は算定表や判例などで事前に決まっています金額や回数に落ち着くだけです。
極端な金額や判断での勝訴や敗訴はあまりありません。
ここまでに調停や裁判費用で夫婦合わせて200万円近くのお金が消え、精神的に不安で不健康な長期の時間が続き、結局は夫は財産分与や養育費を命じられ、妻は子供の夫への定期的な面会交流を命じられます。
裁判までしても、元々から財産分与や養育費・面会交流は、当然の支払いや面会をおこなうことは最初から判例などで争わずとも決まっています。
無駄な大金と精神的に不安定で不健康な長い時間を費やし、あることないことをお互いに言い争って、ただ元夫婦間の不信や恨み・復讐心だけが増幅されていつまでも残ります。
長々とお金と時間を掛けても、元々養育費や財産分与・慰謝料などの相場は,、裁判所の判例や基準である算定表で大方決まっています。
弁護士のフィーリングや感情っという訳にはいきません。
相手方に弁護士がいたから負けたのではなく、あなたが法的に無知だから調停や裁判の和解で相手方に有利な案に「OK」と言ってしまったからですよ。
裁判官は、別れた後のことまで考えてくれるわけではありません。
裁判所は調停や裁判の和解で双方が合意した金額に「高い、安い」などは言いません。
お互いが合意しました金額は極端な例ですが、1円であろうと、1億円であろうと、不当かもしれませんが違法ではありません。
もつれたままの感情がネックになり、離婚後のトラブルにつながる危険があります。自分の言い分がすべて聞き入れられなかった元妻が、夫と子供との面会において「子供が風邪ひいた」「あなたに会いたがらない」などと子供を元夫に会わせようとしないような事は私の事務所でもよく起こっている事例です。
元夫も養育費の値下げを度々要求したり、面会交流をしつこくメールや電話で毎週のように求めてきたりするケースも散見されます。
子供に会えないと元妻へ「間接強制」を求めて元夫が訴訟を起こし、妻に強制執行の金額を命じた例もありました。
そして母親が子供に、父親である元夫を蔑み愚弄・馬騰することを連日のように子供に吹き込んだりして、元夫婦が離婚後も恨みつらみの毎日です。
いきなり調停など感情的な決着をつけるよりも、難しいかもしれませんが最初は当事者同士で堂々と話し合ったほうが将来的にプラスになります。
そのためには、夫は離婚に際して、妻が何を求めているのかを理解しなければいけません。
夫婦は離婚するまでに事がこじれているのだから、並大抵の苦労ではないでしょうが、輝かしいあなたの健康的な未来のために、ここはぐっとこらえて妻の言い分に耳を傾けましょう。
このとき注意すべきは、夫は守ろうとしすぎないことです。
できるだけ払うお金を少なくしようとか、自分に有利な条件を取り付けようと考えるのは無理もないことです。
ただし、離婚後の生活を考えれば、妻は妻で譲れない部分があります。妻にもメリットがないと「うん」とは言ってくれません。
その主張を代理人を金で雇って、力ずくではねつけようとするあなたの姿勢は、妻には男らしくないあさましい姿としか映りません。
だから離婚協議においては、夫は自分の中で優先順位をつけなくてはなりません。
「自分は離婚することによってこうなりたい」と、目標を最初に決め、こだわるのはそこだけにします。
切り捨てていいところは切り捨てるという思い切りが必要です。
男らしく「守るな、捨てていけ」という心意気です。
払うべき金銭的な犠牲はしっかり払うと腹をくくっていったほうが、むしろ話は順調に進みます。
男は「離婚は誠意と金で買え」という側面もあります。
離婚後のことを現実的に考えるというのはなかなか難しいものです。
私も当初、意地とプライドが邪魔をしてそれが出来ませんでした。
あなたや妻にとってのメリット・デメリットや、ライフプランについて、離婚したいという意思を相手方に告げる前にまずは最初に私たちに相談してください。
「夫婦で話し合う」といっても話し合えないから悩んでいる方が大半だと思います。
夫婦で外出して個室のある店を予約して、怒鳴ったりせずに優しくあなたが決めたことだけをゆっくりと話してください。 時間は1時間程度にして、何時間も不毛な議論は行わないことです。 念のためICレコーダーでこっそり録音をしておいてください。
同じく弁護士との話し合いなどもすべてこっそりと録音するんですよ!結論は出さず、あなたの意志を柔らかい言葉でドンと伝えるだけです。相手が反発しようが動揺しようが、1時間内で冷静に意志表示するだけです。 最初はそれだけですよ。
その後に、あなただけで私たちのところに再度お一人で相談に来て下さい。
話し合いの経緯だけをお聞きしますので、出来ましたら
その後に改めてご夫婦でお越しください。
私たちはどうしろこうしろと決して申し上げることはありません。 何方の側にもつきませんのでご安心ください。
夫婦は別室で私たち2人がそれぞれの部屋を行き来します。
私たちは退室してご夫婦だけ同室で話し合う時間を設けてじっくり話して下さい。
1日では結論は出ません。
日にちを空けまして、再度ご夫婦でお越しいただくことを繰り返します。
ご希望がありましたら私たち二人とご夫婦の4人全員同室でも構いませんし女性心理カウンセラーと奥様、男性行政書士カウンセラーとご主人で部屋を分けても構いません。
もちろん逆でも結構ですよ。
争いが顕著で、お互い感情的になってしまい、これ以上無理だと判断しましたら夫婦の話し合いは即座に中止して調停をお勧めしております。
調停の申立方法などもその場で裁判所のホームページを見ながらご案内しております。
調停は話し合いですし、調停委員は裁判所の職員ではなく外部の人間です。
調停委員は中立的立場で優しく日常のことや考えをあなたに聞くだけですし、裁判官や裁判所から何かを厳しく言われたり、戒められたり、何かを命じられることは調停ではありません。
よって調停は高額な代理人は無しで一向に構いません。
調停は基本的に必ず本人が出席しなくてはなりませんし、相手やあなたが離婚や条件に対して嫌だと突っぱねれば調停では何も成立しません。
相手方(妻や夫)が陰湿で暴力的で常識が通用しない方や反社会的な方などの場合は弁護士を代理人に立てて相手方と直接どんどん話し合ってもらうべきです。
ノーマルで普通の方の場合はまずは夫婦だけで解決を図ってみるべきです。
しかし離婚訴訟になったら弁護士費用は調停と同程度以上は掛かりますが、その時こそ費用を出してでも弁護士に必ず依頼すべきです。
訴訟は基本的には代理人である弁護士が出席してくれますので、あなたは本人尋問がない限り行く必要がありません。
離婚するもやり直しするも、いきなり双方が大金はたいて弁護士を立てて、大げんかになるのは愚の骨頂です。
調停も調停委員を介しました夫婦の話し合いの場ですが、その前に一度、だめもとで夫婦で話し合ってみませんか。
弁護士や調停はそれからでも遅くはありませんよ。
先日、お見えのご夫婦は、奥さんは離婚、ご主人はやり直しのスタートでしたが、私たちの事務所で夫婦でしっかりと話し合われて、離婚の合意、親権、養育費については夫婦で合意決定できましたが、財産分与についてだけは合意に至らず、そこで私たちの事務所応接室での夫婦の話し合いは中止にしてもらいました。
「離婚の合意・親権・養育費は夫婦の話し合いで決定できましたが財産分与だけが合意できませんでした」ということで、奥さんも同意の上で夫が調停申立てをすることをお勧めしました。
離婚調停は財産分与だけでもう感情的な争いはありませんので調停委員の仲介で早々に合意に至り、親権や養育費も併せて調停調書を作成してもらい無駄な争いや無駄な費用・時間を使うことなく終わりました。
ただでさえ財産分与や養育費を払わざるを得ないご主人様から、時間のかかる無用な争いを避け、これ以上不必要な費用を使わないためにも、優しく冷静になって話し合いで奥さんを説得してみませんか。
時と場合によっては男であるあなたからプライドや意地を捨て 「損して得を取れ」 「負けるが勝ち」 ですよ。
そうすることが新たな輝く健康で健全な人生を取り戻す早道です。
いつまでも意地になってこだわり続けて不健康な時間を続けても、その時間がもったいないですし毎日が楽しくなく、いい仕事ができませんよ。
男らしく、ここは負けて、人生リ・スタートの時だと思いますし、新たな恋や仕事や人生や友人がもっともっとたくさん、あなたの人生に待っていますよ!
あなたの人生はこんなことでは終わりましませんし、新たに生まれ変わってよい人生を送るべきです。
もう終わったことをいつまでも言い続けてもしかたありません。
あんな女、もういいではありませんか!少々のお金なら くれてやろうじゃありませんか!早く生まれ変わったあなたの、新たな仕事や恋や人生で見返してやりましょう!
※ ご夫婦2名同席の相談は担当者2名で行いますので、90分毎に15,000円をお願いしております )
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離婚の指南書籍などでは妻に対して一方的な暴力や浮気する夫、飲酒・ギャンブル・借金をおこなう夫が登場という乱暴な “昭和の親父スタイル” のパターンの実例がいまだに多いですね。
しかし昨今は夫から妻に離婚を切り出すケースが増えています。
結婚件数約60万組に対し、離婚件数は約20万組。
これだけの夫婦が離婚しています。
離婚裁判は可能な限り回避されたほうが良いと思います。
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離婚裁判は刑事裁判や民事裁判のように“完全勝訴”という勝ち負けがはっきりしたものはありません。
離婚協議・調停・審判・裁判までの離婚フルコース経験者の私からみたら結局はそれなりの “痛み分け” “引き分け” になるだけです。
離婚するなら“協議離婚”だと思います。
離婚したい男性がまず認識しておくべきなのは、基本的に離婚は男性にとって金銭的には持ち出しになり不利だということです。
夫は妻に何らかの形で金銭を払う事例がほとんどです。
というのも離婚時の財産分与は、主婦の家事労働の寄与分(貢献度)や内助の功が認められて以降、夫婦で等分するのが原則です。
しかも、妻側に不貞などの離婚の原因があるようなケースであっても、財産は50:50に等分することがほとんどです。
しかも同じく子供が15歳未満の場合はほとんど親権は母親になります。
思春期までの子供の成長にはには母性が必要だという考えに基づいています。
15歳から20歳においても、子供本人の希望で母親になることが大半です。
妻の不貞も慰謝料という損害賠償で金銭解決したらそれはもう終わりで、離婚原因と財産分与や養育費や親権の決定とはリンクをしないからです。
慰謝料は長期間など内容が悪質でなければ支払い義務者の収入が多い少ないに関わらず50万円~150万円程度です。
そして客観的な不貞の証拠 (ラブホテルなどに出入りする写真や動画など他) がなければ裁判所は慰謝料の支払いを判決で必ずしも命じてくれません。
離婚には4つのやり方があります。( ③ 審判離婚は争点が親権などを残すのみの場合などに裁判所が審判を出します。めったにおこなわれません。私たち夫婦は子の親権は私という審判離婚を命じられましたが妻側が異議申立てをしてきました)
① 夫婦間の話し合いだけで済ませる協議離婚
② 家庭裁判所に離婚調停を申立て調停委員に間して話し合う調停離婚
③ 調停が成立する見込みが低いときに家裁が審判を下す審判離婚
④ 裁判所での調停が不成立になったのち裁判所で争う裁判離婚
私は離婚協議のあと家庭裁判所での離婚調停も審判も裁判も経験しました私の考えは協議離婚が最善の手段であり、裁判所に持ち込むのは絶対に得策ではありません。
弁護士が 『勝てます! 』 と言っても、それはあくまで法律上の勝ちにすぎません。
離婚できることだけを『勝ち』と言っているだけで相手に1円も払わなくてもいいということではありません。
判決も法律や判例に基づいた裁判官の価値観による結論です。
法律で決着がついたとしても、夫婦の感情面での決着はないがしろにされて、双方に恨みや憎しみ、復讐心が強く残るだけです。
弁護士に離婚を依頼をしましたら「通知書」なる書面で相手方にこちらの条件で離婚をするよう通告する場合が多々あります。
無視したり反論したり答えを渋ると 「ならば当職も止むを得ず法的措置を取らざるを得ませんので悪しからずご了解ください!」 と調停申立をしてきます。
いきなりケンカを売られ、話し合いにならず、同じく法律事務所に駆け込んで結局は非難しあう離婚調停になるケースが大半です。
私の場合もどうしていいのかわからずに弁護士に依頼してしまい同じくこのケースでした。
結局、時間とお金を消費しただけで、裁判所の判断である審判を、相手が調停を打ったのに審判の内容で負けたからといって、相手が異議申し立てで審判を拒否してきて、調停では何も決まりませんでした。
私は前職の損害保険会社において長年、全国各地を転勤して自動車保険や企業保険分野での賠責事故の示談交渉をおこなって参りましたが、ヤ〇ザなどの普通の話の通じない方との交渉も数多く経験してきました。会社として裁判所に持ち込むこともできましたが、相手の話をじっくり聞きこんで、しっかりとルールを諭し、示談をまとめることが仕事でした。解決のための最後の鍵は相手方にも伝わる “人間力” でした。会社を盾にして脅しても真の解決にはつながらない事を学びました。
あなたも相手方もどちらもがメリットがないと話し合いは決着することはできません。
一方的に自分側にメリットだけを追求しても合意はできません。
調停で双方が弁護士を立てて非難の応酬が続き、合意に達せず不調に終わり、長期間の別居の末に離婚裁判になり痛み分けの判決や和解になります。
調停は話し合いですので相手方が「嫌だ」と拒否しましたら、代理人(弁護士)がいようといまいと打ち切りになってしまいます。
裁判では養育費や慰謝料や養育費は面会は算定表や判例などで事前に決まっています金額や回数に落ち着くだけです。
極端な金額や判断での勝訴や敗訴はあまりありません。
ここまでに調停や裁判費用で夫婦合わせて200万円近くのお金が消え、精神的に不安で不健康な長期の時間が続き、結局は夫は財産分与や養育費を命じられ、妻は子供の夫への定期的な面会交流を命じられます。
裁判までしても、元々から財産分与や養育費・面会交流は、当然の支払いや面会をおこなうことは最初から判例などで争わずとも決まっています。
無駄な大金と精神的に不安定で不健康な長い時間を費やし、あることないことをお互いに言い争って、ただ元夫婦間の不信や恨み・復讐心だけが増幅されていつまでも残ります。
長々とお金と時間を掛けても、元々養育費や財産分与・慰謝料などの相場は,、裁判所の判例や基準である算定表で大方決まっています。
弁護士のフィーリングや感情っという訳にはいきません。
相手方に弁護士がいたから負けたのではなく、あなたが法的に無知だから調停や裁判の和解で相手方に有利な案に「OK」と言ってしまったからですよ。
裁判官は、別れた後のことまで考えてくれるわけではありません。
裁判所は調停や裁判の和解で双方が合意した金額に「高い、安い」などは言いません。
お互いが合意しました金額は極端な例ですが、1円であろうと、1億円であろうと、不当かもしれませんが違法ではありません。
もつれたままの感情がネックになり、離婚後のトラブルにつながる危険があります。自分の言い分がすべて聞き入れられなかった元妻が、夫と子供との面会において「子供が風邪ひいた」「あなたに会いたがらない」などと子供を元夫に会わせようとしないような事は私の事務所でもよく起こっている事例です。
元夫も養育費の値下げを度々要求したり、面会交流をしつこくメールや電話で毎週のように求めてきたりするケースも散見されます。
子供に会えないと元妻へ「間接強制」を求めて元夫が訴訟を起こし、妻に強制執行の金額を命じた例もありました。
そして母親が子供に、父親である元夫を蔑み愚弄・馬騰することを連日のように子供に吹き込んだりして、元夫婦が離婚後も恨みつらみの毎日です。
いきなり調停など感情的な決着をつけるよりも、難しいかもしれませんが最初は当事者同士で堂々と話し合ったほうが将来的にプラスになります。
そのためには、夫は離婚に際して、妻が何を求めているのかを理解しなければいけません。
夫婦は離婚するまでに事がこじれているのだから、並大抵の苦労ではないでしょうが、輝かしいあなたの健康的な未来のために、ここはぐっとこらえて妻の言い分に耳を傾けましょう。
このとき注意すべきは、夫は守ろうとしすぎないことです。
できるだけ払うお金を少なくしようとか、自分に有利な条件を取り付けようと考えるのは無理もないことです。
ただし、離婚後の生活を考えれば、妻は妻で譲れない部分があります。妻にもメリットがないと「うん」とは言ってくれません。
その主張を代理人を金で雇って、力ずくではねつけようとするあなたの姿勢は、妻には男らしくないあさましい姿としか映りません。
だから離婚協議においては、夫は自分の中で優先順位をつけなくてはなりません。
「自分は離婚することによってこうなりたい」と、目標を最初に決め、こだわるのはそこだけにします。
切り捨てていいところは切り捨てるという思い切りが必要です。
男らしく「守るな、捨てていけ」という心意気です。
払うべき金銭的な犠牲はしっかり払うと腹をくくっていったほうが、むしろ話は順調に進みます。
男は「離婚は誠意と金で買え」という側面もあります。
離婚後のことを現実的に考えるというのはなかなか難しいものです。
私も当初、意地とプライドが邪魔をしてそれが出来ませんでした。
あなたや妻にとってのメリット・デメリットや、ライフプランについて、離婚したいという意思を相手方に告げる前にまずは最初に私たちに相談してください。
「夫婦で話し合う」といっても話し合えないから悩んでいる方が大半だと思います。
夫婦で外出して個室のある店を予約して、怒鳴ったりせずに優しくあなたが決めたことだけをゆっくりと話してください。 時間は1時間程度にして、何時間も不毛な議論は行わないことです。 念のためICレコーダーでこっそり録音をしておいてください。
同じく弁護士との話し合いなどもすべてこっそりと録音するんですよ!結論は出さず、あなたの意志を柔らかい言葉でドンと伝えるだけです。相手が反発しようが動揺しようが、1時間内で冷静に意志表示するだけです。 最初はそれだけですよ。
その後に、あなただけで私たちのところに再度お一人で相談に来て下さい。
話し合いの経緯だけをお聞きしますので、出来ましたら
その後に改めてご夫婦でお越しください。
私たちはどうしろこうしろと決して申し上げることはありません。 何方の側にもつきませんのでご安心ください。
夫婦は別室で私たち2人がそれぞれの部屋を行き来します。
私たちは退室してご夫婦だけ同室で話し合う時間を設けてじっくり話して下さい。
1日では結論は出ません。
日にちを空けまして、再度ご夫婦でお越しいただくことを繰り返します。
ご希望がありましたら私たち二人とご夫婦の4人全員同室でも構いませんし女性心理カウンセラーと奥様、男性行政書士カウンセラーとご主人で部屋を分けても構いません。
もちろん逆でも結構ですよ。
争いが顕著で、お互い感情的になってしまい、これ以上無理だと判断しましたら夫婦の話し合いは即座に中止して調停をお勧めしております。
調停の申立方法などもその場で裁判所のホームページを見ながらご案内しております。
調停は話し合いですし、調停委員は裁判所の職員ではなく外部の人間です。
調停委員は中立的立場で優しく日常のことや考えをあなたに聞くだけですし、裁判官や裁判所から何かを厳しく言われたり、戒められたり、何かを命じられることは調停ではありません。
よって調停は高額な代理人は無しで一向に構いません。
調停は基本的に必ず本人が出席しなくてはなりませんし、相手やあなたが離婚や条件に対して嫌だと突っぱねれば調停では何も成立しません。
相手方(妻や夫)が陰湿で暴力的で常識が通用しない方や反社会的な方などの場合は弁護士を代理人に立てて相手方と直接どんどん話し合ってもらうべきです。
ノーマルで普通の方の場合はまずは夫婦だけで解決を図ってみるべきです。
しかし離婚訴訟になったら弁護士費用は調停と同程度以上は掛かりますが、その時こそ費用を出してでも弁護士に必ず依頼すべきです。
訴訟は基本的には代理人である弁護士が出席してくれますので、あなたは本人尋問がない限り行く必要がありません。
離婚するもやり直しするも、いきなり双方が大金はたいて弁護士を立てて、大げんかになるのは愚の骨頂です。
調停も調停委員を介しました夫婦の話し合いの場ですが、その前に一度、だめもとで夫婦で話し合ってみませんか。
弁護士や調停はそれからでも遅くはありませんよ。
先日、お見えのご夫婦は、奥さんは離婚、ご主人はやり直しのスタートでしたが、私たちの事務所で夫婦でしっかりと話し合われて、離婚の合意、親権、養育費については夫婦で合意決定できましたが、財産分与についてだけは合意に至らず、そこで私たちの事務所応接室での夫婦の話し合いは中止にしてもらいました。
「離婚の合意・親権・養育費は夫婦の話し合いで決定できましたが財産分与だけが合意できませんでした」ということで、奥さんも同意の上で夫が調停申立てをすることをお勧めしました。
離婚調停は財産分与だけでもう感情的な争いはありませんので調停委員の仲介で早々に合意に至り、親権や養育費も併せて調停調書を作成してもらい無駄な争いや無駄な費用・時間を使うことなく終わりました。
ただでさえ財産分与や養育費を払わざるを得ないご主人様から、時間のかかる無用な争いを避け、これ以上不必要な費用を使わないためにも、優しく冷静になって話し合いで奥さんを説得してみませんか。
時と場合によっては男であるあなたからプライドや意地を捨て 「損して得を取れ」 「負けるが勝ち」 ですよ。
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Posted by 心理カウンセラー 大屋ともこ